年が明けてからちょっとバタバタとしておりまして、気がつくと1月も既に20日になりました。
今日は大寒。
暮れまで暖かな日が多かったですが、流石にこのところの朝晩は冷えますね。
インフルエンザも大流行中といいますから、気をつけないといけません。
そんな中、社中恒例の初釜が行われました。
場所は、近年の初釜の際に続けてお借りしている柏・あけぼの山農業公園の柏泉亭。
お天気が心配されましたが、日昼はお日さまも見えました。
今年の広間の席は御園棚を使って立礼で。
御園棚を利用するのは、社中の初釜では初めてです。
オレンジの紐が美しく、初釜らしい晴れやかな席になりました。
こちらの席では、ママとお稽古に通っている小学生のお嬢ちゃまがお運びで登場。
ママに着せてもらったという着物に華やかに結んだ帯を締めて、お茶をお客様まで運ぶ姿は堂々としたもの。
姿は可愛らしいですが、態度は大人顔負けの落ち着きぶりでした。
小間の方は、社中の中から予め決まっていた亭主を務める方が、
お持ちになった数々のお道具を披露。
この方は男性ですが、ご自身でお茶碗を焼いたりする数寄者です。
床に荘る結び柳は、わざわざ利根川の河川敷に探しに行かれたのだとか。
その甲斐あって、ステキな床に仕上がりました。
「女性の趣味とはちょっと違うかもしれませんが」と仰りながらも、
お持ちになったお道具類はどれも渋く、それはそれでご亭主のお人柄を現表していて、とても楽しませていただきました。